飲食業などの経営を直撃していた新型コロナウイルス感染症は、5類に移行しました。
客足も戻りつつありますが、賃上げムードの広がる大企業とは違って、給与アップに踏み切れない中小企業は、人材流出の危機に直面します。
コロナ前は、倒産が増えれば、休廃業、解散は減少し、逆に倒産が減れば、休廃業、解散は、増加する傾向が強かったのですが、いまは倒産が増え、休廃業、解散も増加という最悪の事態となっています。
大企業中心の、賃上げムードに目を奪われていると、賃上げできない中小零細企業は、人手不足による人材流出により、ヒドい目に遭うかもしれません。