医師会には何も言えない政治家の愚かさを露呈しています。 日本医師会は、日本の医師資格を持つ医師を加盟要件とする任意団体です。
日本医師会、都道府県医師会、都市区医師会の3層構造で、組織を支える都市区医師会の圧倒的多数は町の開業医のため、勤務医より開業医の意向が反映されやすいのです。
日本医師会には全医師の52%が加入し、うち開業医は48%ですが、執行部はほぼ開業医です。 開業医に有利な制度の象徴が、公的保険の「診療報酬制度」で、初診料などで開業医が優遇され、継続的に多くの薬を出す医師ほど治療費を請求できる仕組みになっています。
医学部新設(医師の増員)を断固として反対し続けるこの人たちは格差社会の中で上級国民であり続けたいのでしょう。