日本は、1990年代末から2000年初頭に、深刻な不況期に学校を卒業した若者は、企業からの求人が大きく冷え込み、就職難を経験したことで、就職氷河期世代と呼ばれてきました。
さらに、日本では、安定した雇用や、高い賃金に恵まれた、正社員への就職機会が、卒業直後に集中することが知られています。
その結果、氷河期世代は、学卒直後も不安定な雇用や、低い賃金となる非正社員に留まるなど、困難が継続することとなりました。
しかし、氷河期世代の中年男性ほど、無業者に留まり続けているとは、必ずしもいえないデータもあります。 このことについて紹介したいと思います。