孤高のミニマリスト

就職氷河期世代及び団塊ジュニア世代です。時代に翻弄されながら、節約に徹して生きています。

能力主義がもたらす格差の再生産

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資本主義社会における能力とは、「他者より多く稼ぐこと」、であり、「階層社会の上層階に行く」ことです。

富は才能と努力のしるしであり、貧困は怠惰のしるしであるという考えです。 才能と努力によって、成功を収める機会を平等に与えることは、一見、不正義がない、公平な社会のあり方のように思えますが、人が勝者と敗者に分類され、両者の間に分断が生じます。

エリートたちは、「自分の力」を鼻にかけ、自分よりしたにある人々を見くだし、自分たちが有利な社会を構築します。 今、先進国で問題になっている学歴偏重社会や、格差社会能力主義の闇の産物ですし「絶望死」は能力主義の末路です。

今後は学力だけで、人の優劣を測ることをやめ、人間の幅広い能力や、適性の価値を認めることで、報酬と評価の再分配を行い、頭脳労働と、単純労働のバランスを取り戻すように、価値観を変えていくことです。

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